天日干し30

この辺では「ハデ」と呼んでいる。

コンバインでの収穫は終わって、わずかにハデにかけられたものが残っている。
これも間もなく消える。秋が終わったことになる。
田んぼから稲が消えると、寂しい感じがする。
やがて冬になり、雪が降る。
カレンダーが新しくなり、一年が始まる。
それが何回か続くと人は消えて行かねばならない。
そう考えると力が入らない。
自分で活力の元を見つけねばならない。
幸い元がある。ありがたいことだ。
今日はここまで。