2007-11-23 思想家 今再び中国の思想家の本を読んでいるが、例えば「至人に己なし」などと余りにも達観した人を目指しているのはどうだろうなと思う。 スケールの大きいのは大変よろしいのだが、仮に世界の全人類がそういう人ばかりになれば果たしてすばらしい世界が出来るだろうか。 そういう人が希少価値だから世の中うまくいっているのだと思う。 少なくとも私は出来そうもない。煩悩のある人のほうが人間らしい。ありすぎてもどうかと思うが。 今日はここまで。