水鳥たち

天神川は水鳥が集う。この日は半端な数ではなかった。大きいのも小さいのも同じ方向を向いて泳いでいた。
彼らは定住しない。人の定住が始まったのは農業が原因だった。農業が衰退すると中山間地には人がいなくなるのは当たりまえだろう。
農業に変わる産業も人を定住させる。分かっているがその次が出来ない。
日は暮れていく。道は遠いと言う感じだ。突破口が欲しい。
今日はここまで。