花立らしい

ある日突然郵便受けの上に作品が置いてあった。

誰が何のためにと、しばらく考えていた。「呪い」のためかなと本気で考えもした。
そうではなく、何日かして、近所の翁がプレゼントしてくれたことが分かった。しかも花立に使うらしい。
宇宙や世界では不思議なことが多い。科学では説明できないことがたくさんある。科学が発展途上ということもあるが、分からないことだらけだ。
「光速に近いスピードでは時間の進みが遅い」。
浦島太郎のたどり着いた竜宮城は光速状態だったのか。ようやく理解できた。
花立があると「花を立てねばならない」ということになる。これも科学か。
今日はここまで。