栽培漁業

鳥取県栽培漁業センター長の話を聞く機会があった。海流から始まって日本海で獲れる魚のことや、何をどのように栽培しているのか細かく聞かせてもらった。あわび、ひらめ、バイなどの稚魚や稚貝がどういうルートで我々に届くか分かった。とても面白かった。

質問する機会がなかったが、遺伝子を操作した魚の研究の実態について聞いてみたかった。今ではより速い馬を開発するのに、馬の遺伝子さえ解読されているそうだ。資源の枯渇が叫ばれる中で、環境に敏感な魚を根本的に栽培するには必要な技術だろう。
遺伝子の操作は「神」の世界に足を踏み入れることだと言われているけど、人の歴史は神との境界のせめぎ合いだったのではなかろうか。倫理は別として技術は確立して欲しい。

今日はここまで。